自由民主党島根県連(会長・竹下亘衆議院議員)は7月6日(月)、『憲法改正に関する研修会』を松江市内のホテルにおいて開催いたしました。
研修会ではまず、岡本昭二政調会長が「憲法改正に向け国民的議論を深め、県民運動につなげていくことがわが党の使命。有意義な研修会にしたい」と挨拶。続いて党本部から憲法改正推進本部幹事の柴山昌彦衆議院議員の講演がありました。
この中で柴山議員は「わが国古来の伝統や国柄、自分だけでなく共同体も大切にすることを盛り込んだ、より深みのある憲法にしていかなければならない」と述べ、憲法改正の必要性をあらためて強調。その上でわが党が平成24年4月に発表した「日本国憲法改正草案」のポイントを解説しました。このうち、「公共の福祉」を「公益及び公の秩序」と言い換えたことについて柴山議員は「これまで他人の権利さえ侵さなければ公共の福祉に反しないと拡大解釈されてきた。解釈がよく分からない文言は改めるべき」と指摘しました。
この日は県内からオピニオンリーダーの県市町村議員など120人が参加。質疑応答では「第9条について党員に分かりやすく説明すべき」などの意見のほか、前文や選挙制度、公共の福祉について質問が出されました。
最後に森山健一幹事長が「みなさんにいろいろなご意見をいただき、自民党としてもしっかり憲法改正に対応していきたい。今後とも力強いご支持、ご支援を賜りたい」と挨拶し、盛大に研修会を締めくくりました。